アリスタゴラ・アドバイザーズがブルームバーグで紹介されました。

元BNP篠田氏のアリスタゴラ、学校、年金向けに「特注ファンド」開発  

ブルームバーグ 2012-02-09

独立系のアリスタゴラ・アドバイザーズは、今年前半にも投資家の資産内容や運用方針に合わせたテーラーメード型ファンドの助言業務に乗り出す。リーマンショックや欧州危機を受け運用に慎重となっている学校法人や国内年金向けに、リスクを軽減しながらも収益を追求できるファンドを開発、助言していく方針だ。

篠田丈会長(50)によると、既存ポートフォリオのリスクを減らして利回り向上を狙うため、デリバティブ(金融派生商品)を組み込むなど、運用で工夫を凝らすという。数百億円規模の運用資産を持つ事業会社、学校法人、宗教法人、年金基金などを顧客に想定し、今後2-3年で5-6の投資家への助言提供を目指す。

リーマンショック前後の金融混乱では学校法人などが資金運用で大きな痛手を被った例がある。駒沢大学では2008年11月にデリバティブ取引で115億円の損失を計上。慶応義塾大学も08年3月期に225億円の評価損を出した。アリスタゴラでは、運用リスク管理の徹底を意識するこうした資金運用者に新たなサービスを売り込む狙いだ。

アリスタゴラの篠田会長は11年1月までBNPパリバ証券で株式派生商品本部長などを務めた。投資家の運用姿勢について同氏は、「販売手数料を重視する売り手の言いなりでは運用収益は上がらない」と指摘。収益向上を望むなら、自らが投資商品に詳しくなるか、「助言料を支払っても買い手の立場からの助言を得るべきだ」と強調する。

同社はこうした特注ファンドのほか、保有資産が3-5億円の投資家向けに資産内容や運用方針別に数タイプを提供できるイージーオーダー型ファンドの助言も検討しているという。篠田氏は1989年に日興証券(現SMBC日興)に入社し、証券界入りした後、INGやドレスナーなどの外資系投資銀行で株式関係業務に携わった。

【記者:伊藤小巻、山崎朝子】

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