関東財務局長(金商)第1757号 Aristagora Advisors
富裕層の割合を見ると、20世紀以降に爆発的に資産を増やしたアメリカが目立ちますが、ヨーロッパも高い水準を誇ります。
アメリカは“アメリカンドリーム”の言葉に象徴されるように身分や立場関係なく夢をつかむことができるし、一攫千金の志向も強い。突出した個人が目立ったり、企業の成長も早かったり…。なのでアメリカの富裕層は、一代で財を成した人も多いですよね。
それに対して、ヨーロッパは一族の資産を守っていくスタイルの富裕層が多いんです。無駄な浪費はせず、何百年と資産を守っていく。世代を超えて長期的な視点で運用するプライベートバンクと相性がいいのでしょう。
もちろんアメリカにも優良なプライベートバンクはたくさんありますが…なぜヨーロッパ、特にスイスなのかは、また改めてお話しましょう。
ブティック型銀行とは?
専門分野のみを取り扱う「専門特化型」を「ブティック型」と呼びます。
対して、何でも取り扱うのが「百貨店型」と言われます。
見分けるポイントは大きく2つです。
①専業かどうか
②営業マンにノルマを掲げているか
どちらかというと、それはプライベートバンク側が考えること。
ヨーロッパの富裕層は、何に投資をするかより、誰に任せるかを重視するんです。
時間をかけてプライベートバンクの経営層と話し合い、互いの価値観や基本的な投資戦略をすり合わせ、あとは信用して一任をします。
短期のリターンや目先の損得には興味がないので、一度プライベートバンクを決めたら報告を聞くのも多くて四半期に一度。1年に1回という方も多くいます。
子孫のために守るお金が、ヨーロッパの富裕層の資産の中核を成すお金です。
ファミリーで営む事業に適正な予算を回しながら、数百年先の一族の未来を見据えて資産管理をしてきます。 無頓着なのではなく、大事だからこそ信頼できるプロを見定めて一任するんです。 運用で重視するのも「増やす」より「価値を減らさないこと」ですが、求めるレベルは低くないですよ。
社会のためにお金を使うのも、結果として一族の価値を高めることに繋がります。
ええ。
ご興味があればいつでも私のところへ来てくださいね。
納得できるまでとことん話しましょう。